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お知らせ

HUG(避難所、運営、ゲーム)を行いました!!

HUGとは…
避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを避難所の体育館や教室に見立てた

平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験
するゲーム

信越報知は、消火器や火災報知器といった消防設備の設置や点検を担う企業として、防災への備えを率先
して取り組む義務があると考えています。
そこで、危機管理士・防災士である塩沢様(日本防災士会長野県支部所属)をお招きして防災教育研修を
行っていただきました。
様々な防災教育の為の教材や資料がある中で、隣県で防災先進県として住民の防災意識も高い静岡県にて
考案されたHUGというゲームを体験しました。

怪我をしている、持病をもっている、熱がある、妊娠している、ペットを連れてきた、迷子、言語が違う・・・
様々な事情を抱えた人々が次々と避難所に押し寄せる中で、「この家族は体育館の入口付近へ」、
「このひとは特別教室に入ってもらおう」など避難者の受け入れをします。それと同時に、届いた救援物資
の受け入れ、救援物資の配給の仕方、マスコミへの対応に避難者からの要望やクレーム対応・・・運営側と
して対応することは数え切れないほどあり、約2時間ほどの研修時間はあっという間に終了を迎えました。

今回の研修で、ほんの一部ですが避難所運営の実態を体験することが出来ました。
実際に災害が起きた際に避難所の運営に携わる可能性は低いかもしれませんが、運営側の辛さや苦労などを
知れたことで、全てを頼るのではなく、被災者側としてもできることや運営側の手助けができるのではないか、
という考えが生まれました。
災害時は、運営側もまた被災者であると思います。
運営だから、被災者だからと分けるのではなく、お互いに助け合う事が大切だと感じました。
また避難所の環境も知り、日頃から非常食や飲料水などの備蓄や、安否確認の方法を決めておくなどして
いれば避難所にお世話になる可能性も低いのではと思い、改めて防災対策におけるの日頃からの備えの重要性
を感じました。
今後、防災や減災にたいして取り組んでいくための1つの知識として有意義な研修会となりました。
塩沢様ありがとうございました。